ベタが繁殖した場合、オス同士も小さい頃から一緒に飼っていれば多少は共同生活にも慣れてきますが、常にボロボロでヒレがないという状態では、せっかくのベタの魅力も台無しです。
また、ヒレが切れてしまうと再生しても不揃いになってしまったり、更に根本までヒレがなくなってしまった場合はもう再生もしません。
こうしたことから、やはりオスはできるだけ早いうちに一匹づつ分けて飼育すべきでしょう。
ベタのオスを一匹づつ分けて飼育する場合、300mlくらいの容器でも飼えないことはないですが、このサイズの容器でベタを飼育するには水質が悪化しないよう細心の注意を要しますし、やはりできるだけ1L以上のプラケースでの飼育が適しています。
しっかりしたプラケースなら二段に積み重ねて飼育することもできますのでわずかなスペースにもいくつも置けて便利です。
この場合は必ず同じメーカーの同じサイズのプラケースを用います。
冬場は常時エアコンなどをつけ、20度以下にならないようにする必要があります。