ベタにはよく見かけるベタ・スプレンデンスの他にも美しくて個性的な種類がいますが、それらは採取個体か養殖個体かに関わらずワイルドベタと呼ばれ、そのほとんどは少数がたまに入荷するくらいで、あまり一般的な熱帯魚とは言えません。
とはいえ他の熱帯魚にはないワイルドベタ特有の美しさから、多くの小型熱帯魚のファンを魅了し続けている熱帯魚でもあります。
どのワイルドベタにも言えることですが、普段はあまりパッとしない体色をしていることが多いものです。
ところが調子があがってきますと驚くほど強烈な色彩になり、平常時とはとても同じ熱帯魚とは思えないほどになります。
なかでもインベリスやスマラクディナは、その見事な変身ぶりも見どころのひとつです。