ワイルドベタを飼育する場合、熱帯卵生メダカを飼育するような細やかな管理が必要です。
ワイルドベタには水質にデリケートな種も多く、特に入荷直後は油断なりません。
いったん落ち着くと意外な丈夫さをみせることもありますが、調子を崩すとほとんど持ち直さないため、いずれにしても慎重な対応を要するグループです。
水についてはカルキが完全に抜けた水を使いますが、中和剤などを含め、コンディショナー類は使わない方が無難です。
水道水は数日の汲み置きによって、自然に抜けるのを待ちます。
ベタ・コッキーナのような赤系のワイルドベタは土壌の影響で濃い赤茶色の水が流れる弱酸性で硬水の環境に生息するという情報もありますが、飼育下では弱酸性の軟水でも大丈夫です。
水草はウィローモスを入れておけば良いでしょう。