ベタの稚魚は泳ぎだしてから数日でブラインシュリンプ幼生を食べることができるようになります。
こうなれば後は楽で、みるみる大きくなっていきます。
なお、この時期にエサが不足すると重大な成長障害をおこしますので、とにかく十分なエサの確保には留意しておく必要があります。
ベタはオスとメスの区別がつき始めることから、小さいながらもオス同士は激しく闘うようになります。
このまま放っておくと激しいケンカによってオスのヒレは全てなくなってしまい、せっかくの大きく美しいヒレを期待できなくなってしまいますので、オスはすぐに一匹づつ別々の容器に分けてあげなくてはなりません。
メスは大きな水槽にまとめて入れておけますが、たくさんに殖えたオスたちの管理が、ベタの繁殖において最も問題となるところでしょう。